母から引っ越し祝いを貰ったので新しく椅子を二脚購入しました。
ハンス・J・ウェグナーの椅子PP68です。晩年にデザインされたので通称”ラストチェア”と呼ばれています。
もともと椅子が2脚しかなくて、来客時に足りなくなる事が多かったので
リノベ後は椅子を増やしたいなーと思っていました。
ウェグナーの椅子で有名なのはこの椅子の他にもYチェア、ザ・チェア、ピーコックチェア、ラストチェアなどありますが、
よく雑誌やWEBで見かけるのは圧倒的にYチェア。
背もたれの部分がYの字になっています。
これは見た目だけではなく、座り心地も良くてダイニングチェアなのに数時間座っていられるような椅子です。
名作椅子と呼ばれる椅子は高価な椅子が多いですが、Yチェアは10万円位で購入できるので
ちょっと奮発すれば現実的!というお値段なのでかなり普及しています。
和テイストの家にも似合うところがまた良い!
実は実家にYチェアがあるので、我が家の椅子えらびはYチェアよりよいと思えるものにしたい!
という基準がありました。
ウェグナーの椅子の中では”ザ・チェア”が、見た目も座り心地も最高なのですが、
私のほしい座面がペーパーコードのタイプは1脚85万〜なので庶民が手が出せる金額ではなく、
完全に予算オーバー・・・
ジョン・F・ケネディも座っていたという椅子です。
”ラストチェアに関しては、WEB徘徊しているときにはノーマークでしたが、
実際に店舗で座ってみたときに「あれ?よくない?」となりました。
軽いし、座面は好みのペーパーコードだし、主張しすぎないし。
肘掛けが短めについているのも、WEBで見た時はピンとこなかったのですが
テーブルにしまったときに邪魔にならない、かつ座っている時はひじを置けるという絶妙な長さだという事もわかりました。
引っ越しは3月中旬という、家具や引っ越しの繁忙期だったのですが、
購入したのが1月末頃だったので、引っ越しの日に納品してもらう事が出来ました。
1脚12万というのは、今まで購入した椅子の中では一番高額なのですが、
まったく後悔もなく、これからお手入れしながら何十年も使いたいなーと思える椅子で満足です。