今回はリノベーション工事後のカーテン選びについて!
カーテンって、リノベ(または注文住宅)で家の仕様をほぼ決めたあと、終盤に考え出す事が多いと思うんです。
その時点で予算もあまりない。工事費用で予算オーバーして、エアコンや家具も買いたいし…そうなるとカーテンは窓が隠れれば何でも良いかな。なんて。
これは新築マンションや分譲住宅でも同じだと思います。
そんな中、私は工事前からカーテンに対しての情熱(?)のようなものがあって、ちょっとこだわりたいな~と思っている場所でした。
予算配分はリビング・ダイニングを重視
一般的なオーダーカーテンの金額
カーテンといえば以前の賃貸ではできるだけ安く!とニトリで購入しました。
ニトリは何でも安いわけではなく、規格サイズで1枚1500円~という安いものもありますがオーダーカーテンも扱っています。
注文住宅業界では、自分で布地や寸法を指定して特注するオーダーカーテンの場合、1窓平均3万円!と言われています。
例えば4LDKの一戸建てであれば、窓がだいたい合計15箇所くらいあって、3万✕15箇所=45万円…!
結構な金額なので、家造り完了後に想定外の出費になってしまう事もありそうです。
我が家はマンション角部屋で、2LDKの間取りだったので窓は8箇所。
そのうち玄関やすりガラスでカーテンが不要かな?と思われる場所もあるので必要なのは5箇所でした。
リビングは幅の広い窓も1箇所ある。
どれも規格サイズは合わないのでオーダーカーテンにする必要があります。
規格サイズを寸足らずで付けても良いのですが、せっかくの持ち家なのでオーダーカーテンにしたい!
工事前から夫には「カーテンに20万くらいかかるからね!」ジャブを打っておきました。
(20万をあとから請求されたら反対されそうなので。笑)
カーテンに限らず、照明や椅子も工事前から欲しい物があったので工事費とは別に予算確保していく事は重要だと思ってます。
カタログを観ていて気になるカーテンは1枚2~5万円。服と同じように布のグレードによって金額が変わる模様。
普段過ごすリビングには好きなカーテンを選び、寝室や子供部屋はなるべく安い物で…と考えました。
決定したカーテン紹介
リビングはスミノエのキギシリーズ ✕ フジエテキスタイルのシリウス FA1206
まずはリビングの大きな窓。
一番目立つところで、ドレープカーテン(レースではない厚地)はキギという男性二人組のデザインユニットと、カーテンメーカーのスミノエのコラボ商品にしました。
選んだカーテンを含めてこのコラボシリーズ、今は廃盤になってしまっています。
私が選んだ柄は遠くから見ると単色に見えるようなシンプルな物だったけど、カタログには結構鮮やかな模様も多くて可愛かったです。
選んだのは手前のグレーに少しグリーンが入ったような柄のカーテン。
よく見ると、ひとつひとつの模様がコウモリ柄になっています。
(中央の色を選びました)
レースは、フジエテキスタイルのシリウス FA1206 NWという品番。
こちらも既に廃盤品。
1年ごとにカタログが新しくなり、廃盤になってしまう商品も多いようです。
おそるべしテキスタイル業界。
今検索しても何の情報も出てきません・・・!
ということで家の写真を。
レースカーテンにも色々種類がありますが、かなりスケスケのシアーカーテンと呼ばれれるカーテンに憧れがありました。
というのも、以前の賃貸マンションは外から中が見えにくいミラーレースという種類のカーテンにしたのですが、
カーテンを閉めていると抜け感がまったくない!
外の様子が一切見えなくて、開放感を出すにはカーテン自体を開けないといけなくてプチ後悔していました。
今回選んだカーテンは、全面がシアーなんですが下の方にフリンジ(?)のような波模様が描かれているデザインだったので一目惚れ!
マンションでも2階なので、外からの視線で家の中が見えてしまわなかいかどうか心配でしたが、
一定の条件以外では気になりませんでした。
家の中が見えてしまう条件は、夜間にレースカーテン1枚で部屋を明るくした場合。
照明器具や窓際のシルエットはばっちり見えてしまいます。
昼間は電気を付けていても外から中の様子は見えないので良かったです。
引っ越して試してみるまで、”本当に大丈夫かな?”と心配でした。
例え見えてしまっていたとしても、昼間なら目立ちにくいし寝室や脱衣室ではないので気にしなくてもよいのかなとは思えそうです。
この辺は個人差ですね。男性より女性、子供より年配の方のほうが視線を気にする人が多いんじゃないでしょうか。
(実家の母はかなりこういうのはかなり気にする方)
ダイニング横は調光ロールスクリーンに
大きな窓のすぐ横はダイニングスペースで腰窓がついています。
ここもかなり悩みましたが、カーテンではなくロールスクリーンを選びました。
詳しくはこちら▼
3つの窓がならび、カーテン・調光ロールスクリーン・造作の木枠の二重窓となっています。
室内窓は乳白ガラスが入っているのでカーテンはなし。どれも気に入ってます!
寝室と子供部屋は同じカーテンで揃えました
寝室と子供部屋は現状で一部屋にできる間取り。
つながっているので、同じ布地で揃えました。
レースもドレープも廃盤になっていないようです。(2021年現在)
ドレープカーテン:川島織物セルコン ME8236
ほぼ無地に近いベージュ色で、遠くから見るとリネンの雰囲気もありそうでした。
本当はリネンカーテンにも憧れがあって、リビングには合わないけど寝室には合いそう!と検討しましたが、
リネンだとレースと二重にするよりも1枚のみを吊り下げて、透け感を楽しむというのが醍醐味だと分かったので、
寝室には不向きかなと断念しました。
レース:フジエテキスタイル パラグラフ FA1653 BE
レースはベージュのストライプ柄にしました!
ストライプの幅が、細いところと太めなところがあって均一じゃないのが素敵。
寝室は、子供の早起き防止対策のためにほとんどカーテンを閉めていて、
ほとんどレースにすることがないのでこのストライプを堪能できていません。涙
それから取り付けて気づいたのは遠目でみると、寝室と子供部屋のドレープカーテンはそこまで気に入ってないかもしれないです。笑
レースはお気に入り。
数年経ったら、ドレープを違うカーテンにしたいなぁなんて。
もっとカーテンが安ければ良いのに…
レースカーテンの裾をウエイトロック(ウエイトテープ)仕様に変更
寝室もリビングも、レースカーテンの裾をウエイトテープ仕様にしました。
通常は3つ折りで縫われるところ、オプションで変更することができる!
リビングのレースの裾。メーカーによっては、白系のレースカーテンでも裾の縁の部分だけカラフルにできたりします。
こっちは寝室と子供部屋。
語彙力がないのでただただ「可愛い!!」とテンション上がりました。
カーテンレールはごくごく一般的な白いレール【TOSO エリート】
カーテンのレールはよくある(?)白いレールにしました。
TOSOのエリートとい製品。
リビングはカーテンボックスになっていたのでレールはほとんど見えないし、寝室もコンクリートの梁がある関係であまり装飾的なレールは似合わないかなと判断しました。
カーテンレールの装飾といえば、デコデコしたデザインを思い浮かべますが、最近はtoolboxなどで男性も好きそうなシンプルなタイプもあるみたい。
レールにアクセントをつけてカーテンはシンプルにするのも良さそうだなー
取り付けもお願いしたカーテン業者さんについて
何件か、カーテンの採寸・取り付けまでします!という業者のショールームにも行ってみましたが、
最終的には自分でカタログ閲覧、サンプル請求をして工務店さんの提携業者さんで購入しました。
合計金額は予算オーバー
この提携業者さんは下請けさんなので個人に販売をしているようなところではなかったですが、
その分金額が安かったです。
といっても、5窓+小上がりの目隠しにつけたロールスクリーンで28万円くらいになりました。
予算オーバーしたので、寝室の小さな窓は自分でカーテンを作ることにしました。微々たる節約ですが…
カーテンレールだけ取り付けてもらい、カーテンは自分で入手するという手法もありますが、
仕事、育児、家造りで多忙だったのですべてお任せすることにしました!
あまり全国的に有名なカーテン業者さんはないのかなーという印象でした。
余談:実家のリフォームのときは地元で老舗の小さなカーテンショップに行きました。
詳しくはこちら▼
実家のカーテン選びのときも思いましたが、カーテンの金額って【○○○○円/m ○○○○円/㎡】と書いてあり、
まるで手芸屋!!目安はわかっても実際の金額はカタログではわからず見積を出してもらう時間が必要でもどかしかったです。
面積は窓よりも大きいし、ヒダの数、縫製の種類でオプションになったりなどなど。
奥深いカーテンの世界。
色々なメーカーのWEBカタログもチェックしました
カーテンといえば、サンレジャン・無印・ニトリ・サンゲツ!というイメージでした。
(小売店とメーカーがごちゃごちゃになってます)
サンレジャンは一度店舗を見たことがありますが気にいるものがなく、無印は好きだけど部屋のテイストに合わない、
ニトリはTOSO製などもありますがあまりピンと来ず。
他の家具屋にもカーテン売ってますが、あまり種類がない。
(unico,KEYUCA,アクタスなど。アクタス好みですが輸入カーテンが多く手が出ませんでした…)
それなりに種類があるのはやっぱりカーテンのショールームでした。
最初に行ったオーダーカーテンショールームで、なんとなく主要なメーカー名を把握しました。
他にも輸入カーテンを主として扱っているショールームに行ったら、
the場違い!!という感じでセレブな雰囲気のお店だったのですが、そこでコレ!と思ったのが、スミノエやフジエテキスタイルのカタログでした。
家に帰って見て、素敵ー!(かつそこまで高級ではない)と思えたのは、
の4社。
その中でも色んなテイストがありますが、エレガント系よりもシンプル・北欧系に惹かれました。
ネットでウェブカタログを見てカットサンプルを請求をして、色合わせや日光に透かして確認しました。
サンプルのサイズが15cm角くらいなので全体の部屋の雰囲気を想像するのは難しかったけど、ドレープとレースを他社製で組み合わせたので色合わせのためにもサンプル請求は必須でした。
どうしても大判で実物を見たいと思った、フジエテキスタイルさんにだけショールーム見学に行ってます。
カーテン選びにこんなに労力がいるとは思わなかった
てっきりオーダーカーテンのショールームに行けば気に入る物があってサッと決まるかと思いきや、
色んなメーカーを見始めてしまったら、ひとつのショールームでは扱いのないメーカーがあったりしてなかなかスムーズにはいきませんでした。
見るのは苦痛じゃなかったのでよかったですが、家の内装と同じかそれ以上に悩んだり、カーテンが取り付けられる日までソワソワし続けるとは予想外でした。
幸運にも(?)夫はカーテン類はそんなに興味がなさそうだったので、割と自由に選ぶことができたので良かった!
サンプル請求の時点で「これは嫌だ」と言われたものは除外しました。
カーテン選びを通して、元々テキスタイル(布)が好きという事に改めて気付かされました。
ミシンもあるし、自分でカーテンを作れたら一番安上がりのはず。
ちなみに他にも、タイルや照明器具はカタログ見るだけでテンションが上がって選ぶのが楽しかったです。
以上、そんなカーテン選びのお話でした。