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こんにちは!
自宅リノベした記録をブログに綴っています。今回は小上がりについて。
とても小さな空間しかとれませんでしたが、リビングの横に小上がりスペースを設けています。

注文住宅で和室を作る人は8割を超えるそうですが、マンションリノベでは元々和室があったところを壊してリビングに繋げたりする人も多いようで、和室や小上がりの採用率は低めだそう。

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小上がりが欲しかった理由、用途

小上がりは夫よりも私のほうが欲しい気持ちが高かったスペース。
欲しい理由いちばん大きかったのは、畳でゴロゴロしたいから。(私が)

子供がまだ小さい(当時2歳)というのも理由だと思いますが、みんながリビングにいる事が多く、そのリビングでごろっと出来る空間があると嬉しい。
そして20代のときは「和室が落ち着く」なんてほとんど思いませんでしたが、温泉旅館に行ったときに和室の良さ感じたりしていて、たとえ狭い空間でも自宅で和の雰囲気を感じたかったんです。

他にも小上がりを作ることで、
・誰かが家に泊まる事は殆どないけど、布団がひけるスペースにできる
・子供が遊ぶスペースとしても良さそう
・5月人形などを飾れる
・段になっている部分を椅子として使う
・畳の下は収納に使える

というメリットもありました。

理想の小上がりイメージ

小上がりは部屋(4畳半以上)にするのではなくあくまでもリビングの一部として使うのが理想でした。
(そもそもの広さが部屋にするほど余裕はないですが…)



ワークスペースもどうしても欲しかったし和室兼ワークスペースという一空間よりも独立した空間として使いたかった。
日本では馴染みがないですが欧米には”ヌック”という空間がある家も多いようで、洞穴のような狭い空間で昼下がりにゴロっとするのは理想的だなーと思っていました。

天井低めの階段下にあるのもいいなぁ。

畳じゃなくフローリング貼も考えましたが、床の柔らかさを考えると畳かなぁ。



それから、照明器具を探していたときに家具屋さんで目にした照明。

出典:YAMAGIWA

この小ぶりの照明が欲しくて、小上がり和室の床に置いたら似合いそうだなと。

SANTA&COLE(サンタ&コール)のセスタという照明。
スペインのミゲル・ミラというデザイナーによるものですが、どことなく和の雰囲気を感じます。

金額的に子供のおもちゃになるとダメージ大なので、子育てが落ち着いてから買おうかな…(いつだろ)

こだわったこと

壁は漆喰壁にしました。
その他にもこだわったことがいくつか!

入り口の枠部分

どこかの施工事例でみかけた、収納の太い枠。
額縁のような形状になっていて印象的でした。そこで、小上がりの入り口の枠を太めに!

サイズの指定は、紙で実物サイズの断面図を作って遠くから眺めたりしながら考えました。

3~4m離れた場所から見ても存在感のある枠になりました。

小上がり収納の断面図


R天井

小上がりの場所は天井を突っ切るようにコンクリートの梁があるので、その部分は梁を隠すようにカーブのかかったR天井にしました。

断面図



小上がりの床から天井までが173cmになるところがあるのですが、
ほぼ座って過ごす空間なのであまり気にせず進めました。

(夫は頭ぶつかりますが私は気にならないサイズ)

天井も床も出来る前の小上がりスペース(右側)
天井にカーブが出現!


間接照明


天井にはダウンライトですが、
梁の部分にライン照明(建築化照明)をつけてもらいました。

奥の壁が照らされて調光機能もあるのでなかなか良い雰囲気に!


照明の色は、天井は黄色っぽい温白色でライン照明は電球色にしました!
スイッチが別なので使い分けることができます。


床下引き出し収納


床の高さは35cm上げて下に引き出し収納にしました。
35cmという高さは、小上がりにしては高さがある方かと思います。

大体ソファなど低めの椅子が35cm前後なので腰掛けるにはちょうどよいかなと。

見た目的には引き出しはないほうが枠も綺麗に見えたと思いますが、
奥行きのある引き出しで収納力がかなりあります。

今のところ、クリスマスツリー・おむつやおしりふきのストック・使ってないおもちゃが入っています。

奥の壁は下地ベニヤを入れてもらいました

かなり悩んだのが、部屋の奥の壁。
奥のほうは物が置けるように一部畳ではなくフローリング貼にしました。

そこに床の間の違い棚のような和の雰囲気が欲しかったですが、作り込むと費用もかかるしピンとくるアイデアがありませんでした。

↓こんな感じ素敵だけど、部屋の横幅がないしなぁ・・・

出典:@nomuryuj



一時期は壁に大谷石を貼ろうとした事もありましたが、元々迷っていたので見積オーバーの段階で取りやめに。

そこで、あとから自分たちで棚板などが取り付けられるように全面を通常の石膏ボードではなくベニヤ下地にしてもらいました。

今の所何もつけていませんが、大きな鏡や飾棚など重みのある物取り付けることができるので、引越し後に結論を持ち越せたし、数年後の楽しみにもなっています。

畳はい草ではなくフチなしの和紙畳に

昔ながらのい草の色や香りも好きですが、LDKのすぐ横にあって雰囲気がガラッと変わるのは避けたかった。
ダイケンというメーカーの和紙畳を選びました。

色は色々ありますが、灰桜色に。



ベージュのような色で、サンプルで見ると”日に当たって色あせた畳”のように感じなくもないですが、
明るい色のフローリングには一番近くてよく馴染みます。

場所的に直射日光があたる場所ではないですが、い草に比べると劣化しにくく水弾きも良いというメリットがあります。

引っ越した日からキッズスペース化?!

元々使っていた子供のおもちゃ収納やおままごとキッチンをどこに置くかちゃんと決めていなかったのも悪いのですが、
一気に子供部屋化してしまいました。

引っ越し屋さんにコレ(おもちゃ収納)どこに置きますか?!と言われ、息子が自ら「こっち!!(小上がり)」と。

おもちゃのゴチャゴチャがリビングから死角になって見えなくなるという利点がありますが、オモチャが常に散らばっているし、片付けてもカラフル空間。

寝転がっても落ち着き感からは程遠い空間となっていましました。涙

理想の小上がり空間は将来へ持ち越し・・・!

2LDKの我が家でもうすぐ4人家族になる予定なので、将来この小上がりが夫婦寝室になる可能性も。

今後どうなるかなというところですが、しばらくはキッズスペースになってしまいそうです。

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