リノベーションで、新しく押し入れを作ってもらいました。
一般的には押し入れの扉は引き戸のふすま、中には中段と枕棚という組み合わせが多いと思います。
昔ながらの押し入れには上の方に天袋と呼ばれる収納があることも。
我が家の押し入れはすのこ中段・すのこ枕棚・ルーバーの折れ戸という組み合わせを選びました。
結果的に自然に通気が取れて、1年半経っても布団からタンス独特の匂いやカビ臭などがしないので、採用して本当に良かったです!!
使った建材のメーカーなどを詳しくご紹介します。
ウッドワンの無垢タイプのすのこ中段・枕棚
押し入れの中段と枕棚は、建材メーカーのウッドワン製を選びました。
ちなみに枕棚(まくらだな)とは、押し入れの上のほうにある奥行きの浅い棚のことです。
他のメーカーにあるかどうかは調べずに、最初に見つけたウッドワンをそのまま選びました。
中段も枕棚も、塗装などはされていない白木の状態。
カタログでは押し入れ内部の壁も無垢材を使っていますが、私の自宅はビニルクロス貼です。
定価金額は、
中段セット:¥16,200~
枕棚セット:¥9,900~
(サイズによる)
となっているので、一般の中段枕棚と比べてもさほど金額アップがなく採用することができました。
ウッドワンの無垢の扉や建材は、メーカー品なのに仕上がりが造作っぽく見える物が多いんです。
値段はほかのメーカーと比べると高めですが、”木目調”ではなく本物が良いという人は一度ショールームを観る価値があります!
ナガイのルーバー折れ戸
続いて収納のドアについて。
ドアは引き戸や開き戸ではなくクローゼットによく使われている折れ戸にしました。
折れ戸にした理由は、押し入れの幅が120㎝程度なので押し入れのような引き違い扉では、半分の60cmほどしか開かなくなり布団が取り出せなくなってしまうから。
収納内部と通気ができるようにルーバーの折れ戸を選びました。
ルーバーのドアとは、ドアがブラインドのような木製バーで構成されていて隙間から通気が取れるもの。
角度を変えられるドアも売られていますが、選んだドアは角度は固定されていました。
取っ手は無い状態で購入して、自分で好きなものを選びました!
真鍮の取っ手をつけました。1年半経って、良い感じに経年変化してきてます。
ルーバーはドアの上から下までのタイプだけでなく、上だけのタイプもありました。
無塗装なので、そのままだと汚れが付きやすい状態。
木目を残したオイル塗装をしてもらいました。
木目はおとなしい樹種なのでほとんど見えませんが暖かい雰囲気があります。
このルーバー扉はナガイ以外でもいろいろなメーカーで作られていて、色もホワイトや木目調など塗装の必要のない商品も多いです。
ルーバーのデメリットは掃除のしずらさ
ルーバードアの懸念点で「掃除がしにくいに違いない!」と思っていました。
ルーバー部分を1枚1枚拭き掃除をするのは大変。
でも実際は思ったほど気にならないのでハンディモップでホコリをはらう程度で大丈夫でした。
ブラインドで言うと、スラット(木のバー)の角度がかなり垂直に近いので、
思ったよりホコリも溜まらないです。
外から中が見えない、ほぼ垂直?
どちらか一つならルーバードアがおすすめ
以前の賃貸の押し入れは、外壁コンクリート面の壁に押し入れがあったのでジメジメしていて、春にしまった布団を秋にひっぱりだすとすごくニオイが気になって、外干しや布団乾燥機だけでなくファブリーズなども使っていました。
今は念のため布団乾燥機はかけますが、ニオイもまったく気にならなくなりました。
でもこの効果が、すのこ中段によるものなのかルーバードアのおかげなのかと考えると、ルーバードアの恩恵のほうが大きいと思っています。
押入れの中身はこんな感じ。整頓されてません 笑
上段には、引越し前から使っていた押し入れ用のラックを使っています。
通気が出来ていると、押入れを開けるときに一呼吸置くような心の準備も要らないので、
精神的にも良い効果がありました!