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リノベで壁掛けテレビにした感想と配線計画

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こんにちは!
このブログでは中古マンションをリノベーションした記録を綴っています。

今回は、壁掛けTVについて。

壁掛けテレビって、まぁお洒落だけどいろいろと面倒が多そうなのでリノベーションの時に絶対壁掛けにしたいという希望はなかったですが、夫の希望と間取りの関係から壁掛けにTVボードがないほうが良いね、となりました。

2年近く経って、壁掛けにして後悔しているわけでもなく、「本当によかった!おすすめ!」という訳でもありません。笑

デメリットとメリットがそれなりにあって、壁掛けに使う金物が重要だと感じているので詳しく書いていきます。

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配線や設置計画と実際の取り付け

リノベーションを機に壁掛けテレビにしたので、テレビを取り付ける壁に大工工事と電気工事を行っています。
テレビは業者さんにお願いせず、夫が取り付けしました。



テレビは以前から使っていた40インチですが、今後の買い替えで50~60インチを想定して畳一枚分の下地を入れてもらいました。

正面から見た図面はこちら。


比較的低い位置に設置しています。
以前の家のTVボードが高さ50㎝で、その上にテレビを置いていた時とほぼ同じ高さにしました。

TVを付けようと計画していた壁は元々コンクリートでした。
界壁と呼ばれ、この壁の向こう側はマンションの隣の住戸。

ブルーレイの録画機とTVの間の配線を隠すスペースを壁内にとるために新たに石膏ボードの壁を15㎝程度手前に作ってもらいました。ふかし壁といって、部屋がそのぶん狭くなっています。

本当は15㎝も前に出す必要はないんです。ちょうど上に薄い梁があったので壁の位置を梁と揃え、梁が見えなくなるような寸法に合わせてもらいました。

あとは隙間を利用してテレビの上にニッチ棚を作ってもらいました。


(間取りについては詳しくはこの記事で↓)

ブルーレイレコーダー用の空配管

録画機はリノベ後も継続して使いたいので、テレビの右側にある収納棚にブルーレイを入れる場所を作り、壁の中にHDMIケーブルを隠すようにしてます。

ちなみにこの収納は大工さんが壁を、建具職人さんが扉を作っています。
リモコンが使えるように、扉はルーバー状にしてもらいました。

電気配線もあり結構なややこしさ。
下はフローリングになっているので、直置きではなく掃除がしやすいようにブルーレイを置く棚は浮かせています。

写真では見えていませんが、コンセントから上段に配線できるように奥の方に1~2センチの隙間を作ってます。


テレビは4K8Kではないですが、念のため4K8K対応のケーブルを購入。

TVのコンセント、LAN、電源は通常のコンセントプレートですが、HDMIケーブルはCD管(またはPF管、空配管)と呼ばれるホースのような配管を壁内に通してもらっています。


余談ですがブルーレイの正式名称って何なんでしょう。ブルーレイレコーダーなのか、ブルーレイプレイヤーなのか録画機なのか。

TV金物は「テレビ壁掛けショップ」で調達

TVを壁に取り付けるときに必要なのがTV金物。TVセッターとも言われているようです。

我が家のTVは購入から6、7年経過していましたがネットショップで品番から対応商品を検索して見つけることができました。


固定タイプとアームが動くタイプがあって、どちらも大抵の商品は2つのパーツで構成されています。
片方は壁に、もう片方は先にTV本体に取り付けて設置する仕組み。

私たちはアームが動くタイプにしました。
アームが動くので左右に角度を付けたり、上下に動かしたりすることができます。


配線がすごい事になってますが裏面はこんな感じ。

部屋の配置としては左右に角度を付ける必要はあまりなかったのですが、アームが動かないタイプで完全固定してしまうと、コンセント面を見ることができなくなってしまいます。

配線の交換やゲーム機の接続をするには一度TVを外す必要が出てくるので不便かと。


逆にアーム付きタイプのデメリットはというと、TVと壁の間に隙間ができること。


真横から見るとこんなかんじ。完全に固定するタイプと比べると5㎝~10㎝くらいかな。
完全固定タイプと比べると金物自体も大きくて存在感があります。

我が家はデメリットも感じにくいのですが、設置位置によっては横からの隙間や全体の厚みが気になる事があるかと思います。

TV裏コンセントの位置決めが難しかった!

難しかったのはTVの裏にくるコンセントの位置。
TVで隠れてほしいけど、金物と干渉してはダメ。買い替えたときのサイズも考慮して…など。

まずTVを設置したい位置を決め、TV金物の寸法を確認し、その金物がTVのどの位置にくるか計算して…など結構面倒でした。

具体的に書くと、金物がテレビのメーカー純正品ではなく、複数メーカー・品番のTVに対応しているので、金物のネットショップからは設置位置が分からない。
そこで、工事中のコンセント位置を正確に決める前にTV金物を購入!事前に自宅のTVに金物をつけて、メジャーを当てて位置を割り出しました。

引っ越し後に新品のTVを購入する場合は、その作業はできないので工事中に購入して計画から設置まで業者さんに任せるなどの策を考える必要がありそうです。

TVが大型であるほど、コンセントが隠れる範囲が広がるので適当にコンセントの位置を決めてもちゃんと隠れてくれる可能性は高いですが。
TVの端っこの方にコンセントを設置するとかね。

うちは40インチだったのでちゃんと計画しないと危なかったです。

金物だけ先に設置してもらうことに…!

引き渡しの時の壁の様子がこちら。

テレビ金物だけ先につけてもらってます。

我が家のテレビは1台のみ。工事完了から引っ越しまで1週間くらいあったので、その間テレビがなくなるのも困るし、金物さえつけて貰えればあとは自分たちで出来ると考えました。

実際、金物をつけてTVを固定したときの記憶はほとんどないのですが、夫がテレビ側の金物をつけて2人でテレビを持ち上げて壁側に取り付けました。

電動ドリルがあると便利です。
うちは以前はIKEAの3000円くらいのでしたが、もっとパワーのあるものが欲しくてDCMのものに買い替えました。

感想:買い替えてみるまで分からない…?

良かったこと

TVは無事についたし、壁掛けはやっぱりTV台がないぶんスッキリして見た目は良いのは確かです。
掃除面でもTV台ないのでその分のホコリは防げています。

当時2歳の息子はアームが動かせることが楽しかったらしくテレビを左右に動かす事もありましたが、今はほとんど動かしません。
テレビ台だと転倒の心配が多少あるけど、壁掛けだとそんな心配もないです。

アームが動かせる金物にして良かったことは多々

テレビ金物は、アームありで正解でした。
引っ越し後に、amazon firestick TVを導入しました。

ネットフリックスをテレビでも観たくて、Netflix対応TVに買い替える代わりにこのリモコンセットを購入しました。

USBとリモコンのセットで、USBをTVに差し込む必要がありました。
TVの背面にUSBの差込口があったのですが、アームのおかげで苦戦することなく設定することができました。

さらに、最近になってゲーム機(Nintendo Switch)を購入しました。それも背面にケーブルをつなげる必要があったのでアームがなかったら出来なかった…!

スイッチは壁内の配線はせずに、今のところ使う時だけ配線するようにしています。
HDMIケーブルなので、ブルーレイと同じ場所に収納するには長いケーブルを買って壁内に入れる必要があります。

計画の面倒さを乗り越える覚悟が必要

費用は、コンセントの数が増えることと金物取付費用で3~5万円程度でした。
TVの設置までお願いすると、TVの大きさや工事業者さんによって様々かと思いますが更に3~5万必要かと。

計画から設置まで全部お願いすれば楽ですが、TV(家電)まで売っている住宅業者さんはないと思うし、設置専門の業者さんにお願いする場合は逆に工事業者さんで必要なの事を確認したり。

どこまでが誰の工事で、どこまでが施主支給品や引っ越し後の作業になるのかしっかり確認しておく必要があります。

個人的に、TVに関しては費用やデザインのメリット・デメリットよりも、計画するのが大変だったな~という思い出になっています。

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