こんにちは!
中古マンション買ってリノベーションして住み始めもうすぐ4年。
夫がDIYで棚をつくってくれました。しかもニッチの棚。
DIYでニッチなんて作れるの?!と思ったけれど、あるととても便利です。
この棚を作った経緯と計画について紹介します!
工事が終わってから気がついたデッドスペースの存在・・・!
まずニッチって何?という方に。
しかもこの棚、キッチンの排水用パイプスペースにあるので、今まで完全にデッドスペースになっていました。
パイプスペース(以下PS)とは、マンションの排水管を隠すスペースの事です。
点検口がついてます。
PSは1階から最上階まで同じ場所あります。
キッチン、洗面、浴室などの近くの壁に点検口がついていたらそこはほぼPSで間違いないです。
マンションではPS共用部なので工事してはいけない場所です。
当然、PSを避けてリノベの間取りを計画したし、計画中はまったくニッチが作れるなんて気づかなかったのですが、
1,2年経ってから雑誌(だったかな?)の素敵なマンションリノベの物件にPSに本棚がある事例を発見!!
PSというだけあって排水管が邪魔で棚なんてできないのは?と思いますよね。
でも出来ることもあるんです。
それは梁(はり)のすぐ横に配管がある場合。
梁は構造部分で配管は通せないので、実際の配管はPSの半分以下。梁の下は何もない場所です。
なんとー!ただ壁で覆われているだけのデッドスペース!
目から鱗で大ショック。
「PSの横がデスクなんだから作れば良かった~~!!今からでも出来そうだけど壁も壊すし結構な大掛かり工事だわ。予算が…」
と夫に話すと、DIYで作る計画をしてくれました!
そして実は我が家の散らかしがちな場所のひとつだったのが「リビングのデスク上」です。
テーブルの下に引き出しと棚はあるんです。でも、奥行き60cmの棚なので本や書類を入れるには深すぎて。
ミシン、アイロン、手芸道具をしまう場所として活躍してくれてます。
引き出しは、二歳児がいるのでクレヨンや色鉛筆、ハサミなど触ってほしくないものは入れることが出来ずテーブルの上に置いていました。
ダイニングでお絵かきや工作をしがちな子供たちなので、食事の時間になるとついついダイニングテーブルにあるものをデスクに仮り置きがち!そして片付けない!
始まった棚の計画
夫が描いた計画は、
①壁をくり抜く
②くり抜いた壁の大きさの棚を作る
③壁に入っている木の下地に棚受けを取り付ける
④棚受けの上に乗せるようにして壁に棚を埋め込む
⑤棚の内側からビスで下地に固定する
というものでした。
大きな心配は、棚自体も重いし、これで中身の本まで支えられるのか?
そして壁をくり抜くときに壁が破壊されないこと。
失敗したら業者さんを呼んで「最初からプロにお願いすればよかった…」と後悔する事になるかも。
私から観ても意外と(失礼)大丈夫そうな造りをしていたので、あとはエイヤー!でした。
こんな風貌の折りたたみノコギリで壁に穴を開けました。
ここまで来たらもう引き返せない・・・・!!!
二週間後。
うちには木材が切れるような工具はないので、ネットショップで寸法を指定して棚板を注文。
電動ドライバーで組み立てました。
塗装はしていません。ちなみにナラ材の集成材を使っています。
棚を支える棚受けはホームセンターで買いました。
最後は見えなくなるので、安価なものを。
そして棚を埋め込む。
結構重労働で私もお手伝い。
開口の大きさに対して棚がギリギリサイズだったのでなかなか入らなくて穴を数ミリ拡張したり、ヤスリで削ったりしていました。
最後に隙間をコーキングで埋めます。
これもホームセンターで安く買えました。
難しそうな作業ではあるけれど、マスキングテープをつかってシーリングを打つ隙間を作ります。
その上からシーリングを打っていく。
デコレーションケーキのような作業です。ボンドよりも固くてシリコンのよう。
盛り上がりすぎてしまった部分をならして、数時間乾かしてからテープを剥がせば出来上がり!
内側からビスを打ったので、プロが作った時と違ってビスがみえちゃってます。
でもファイルボックスを入れれば見事に隠れました!笑
とりあえず入れてみた!
ついに棚が誕生して、よく使う書類や子供のお絵描きグッズをしまうことができました。ハッピー!