我が家のリノベーション後のトイレはTOTOのレストパルF。
便器が床から浮いてるタンクレス風のデザインです。
レストパルFを選んだ理由
TOTOのショールームに行く前から目をつけていて、即決でした。
レストパルとレストパルFがあり、F=フロートタイプになっています。
購入前に感じたメリットは、とにかく床掃除がしやすいこと。
便器が浮いているだけで、床が拭きやすいとの評判をネットで見かけて決めました。
そういえば商業施設のトイレではよく見かける浮いているトイレ。
掃除のときにモップなどが便器の下に入っていけて便利そう。
住宅だとクイックルワイパーでしょうか・・?
そして背面に収納棚があること!
最初に気になったのは上から大きく開くことが出来る収納棚。
LIXILにもタンクレス風のトイレで収納棚のある便器がありますが、上から開く収納は見たことがない!
トイレットペーパー12ロール入りの袋をそのまま入れられるのは魅力的です。
ただ、我が家は背面に手洗いがついているタイプを選んだので、上向きの扉収納はありませんでした。
その事実に気づいたのは、結構経ってから・・・。
ショックでしたが他の魅力も多いので変更はせずレストパルFで進めることに。
本体だけ比較すると、タンクレスの方がスッキリ感があって節水にもなりますが、通常は戸棚にしまわないゴミ箱やブラシを、レストパルでは隠しておく事が可能。
コンセントも収納内部についているので、普段は全く見えない位置になりかなりスッキリしています。
デメリットは、金額が高めなこと。
金額的にはTOTOのタンクレスのネオレストの安いものが買える値段。
(ただしネオレストの最上位グレードよりは安い)
節水機能面でも、ネオレストと比較すると劣ります。
タンクレスではなくタンクが背面の収納ボックスの中に隠れているという”なんちゃってタンクレス”だからです。
個性的なのは、便器の下にライトがついていること。
夜中にトイレに行って、天井の照明をオンにしなくてもほんのり明るくなります。
私は夜中にトイレに起きるということが皆無なので、1年経っても数回しか使ったことはありません。
でも天井ライトをつけると覚醒してしまいそうなのでこれは嬉しい機能。
使ってみた感想
新居は2020の3月に完成しました。
当時は中国の工場が新型コロナウイルスの影響をもろに受けて、トイレの部品の仕入れに支障が出ている時期でした。
部品が生産ストップしてしまったらしく本体の組み立ても出来ず引き渡しに間に合わなかったのです。
しばらくは工事会社さんが代わりに付けてくれた温水便座なしのトイレを使っていました。
引き渡しから1ヶ月半後に無事に交換できたので、
他の設備と違い、交換するワクワク感がありプチリフォームのようになり違いが感じられて嬉しかったです。
浮いていることでの掃除のしやすさ
実際の掃除のしやすさは、日々感じています。
今は子供用に踏み台を置いてしまったので、浮き型の恩恵がそこまで受けられていませんが…笑
こんな感じのステップですが、子供はここに乗ることでタンク上の手洗いにも手が届くようになりました。
オート開閉が便利!
その他に、温水便座部分の機能で「オート便座開閉機能」も気に入ってます!
”座ってしない派”の男性や日々掃除をする人には便利。便座を触ることなく上げることができます。
そんなのつけなくても良いのでは?贅沢じゃない?と思うような機能でも、
一日に何度も使うのでありがたい!
レストパルF以外のトイレにもよく付いている機能です。
まずトイレに入ると人感センサーで勝手にフタが開いてくれるので、お出かけ先で自分で開かないといけないトイレに出くわすと抵抗を感じるようになりました。(贅沢なのはわかってます。笑)
更に、グレードによってはきれい除菌水がついていて、使用するたびに除菌水を撒いてくれる。
これも採用したのでこまめに除菌水の音が聞こえてきます。
リモコンは「デザインリモコン」が非対応だったので標準リモコンなのですが、
時計や液晶表示があるので便利といえば便利。
住んでから気づいたデメリット
実際に自宅についたトイレを見るまで気づかなかったのですが、
背中の収納の内部には左右にも背面にも板がありません。つまり収納の中のが壁紙仕上げ。
10年以上先になりそうですがトイレの寿命の前に壁紙を新しくしたくなった時は、とにかく変えにくそうだな・・・と感じています。おそらく収納内は普段は見えないのでそのままにしておく。
すると今度はトイレを交換するときに以前の壁紙が出現してしまう…
リフォームするときは壁とトイレ本体を同時に交換するか、一旦トイレを外すなど工夫する必要がありそう。
あとは個人的には手洗を独立して設ければよかったなーと感じています。
子供がまだ小さいので(引っ越し当時2歳)、まず手が届きにくい。
トイレの広さにもよりますが、一般的にはトイレの短い方の幅は90cm以下。
片側に寄って手洗がついているので水ハネして毎回壁にかかってしまいます。
大人だけの暮らしなら問題なさそうですが、高齢者にもちょっと使いにくそうな位置に手洗がきてしまうのが難点。
LIXILのフロートトイレと比較すると?
このトイレを選んだあとで、LIXILにもフロートトイレが発売されました。
LIXILもチェックしていましたが、発売日前に工事の時期がきたのでこのトイレはショールームで見ることが出来ませんでした。
左右のライン照明と丸っこい便器が特徴的だなーと思います。
収納量はTOTOの方が断然ありそう。
このトイレも、収納の左右の壁は部屋のクロスが見えてます。
おそらくトイレの壁の幅にあわせて現場で加工するためかと…
収納付きトイレの宿命ですね。
細かいところですが、気になってしまいました・・・。
それでもレストパルFで良かった理由
採用前に感じていた掃除のしやすさ以上に、収納のすっきり感が気に入っています。
ゴミ箱、配線、配管がすべて収納の中に収まっているので、生活感が出にくい。
カタログやショールームだと気づきにくいですが、ゴミ箱やブラシなどの床置きして隠したい物をちゃんと隠すことができるところが採用して一番良かったポイントでした!