こんにちは!築18年のマンションを購入し、リノベーション後に家族3人で住んでいます。
このブログではリノベーションの記録を綴っています。
今回は図面を揃える編!いざ工事の金額を出してもらうべく、図面などの資料を作成します。
※この作業は通常はリフォーム・リノベーション会社さんや設計事務所の方が行います。
既存図面を確認しに行く
すでに、仲介業者さんにもらった間取り図から、工事後の間取りをざっくりと決定しました。
以前の記事に書いてます▼
![](https://nanaeri.com/wp-content/uploads/2020/09/william-warby-WahfNoqbYnM-unsplash-500x375.jpg)
更に、水回りのショールームで浴室とトイレの仕様を決めてきました。
![](https://nanaeri.com/wp-content/uploads/2020/08/img_8811-413x550.jpg)
あとは工事の正確な見積を作成してもらうための図面を揃える必要がありました。
以前にもチラッと書きましたが、我が家のリノベは夫が図面を描いて、工務店の現場監督さんに見積をお願いしています。
その工務店には設計デザイン担当さんはいません。
決まっている間取りはこんな感じです。
![](https://nanaeri.com/wp-content/uploads/2020/09/planA.jpg)
でもこの間取り図だけではフルリノベーションの見積はできないので、
既存図面•仕様表•平面図•電気図なども必要です。
それには現状(新築時)の詳しい図面が欲しい!
新築時に購入した売主さんからも資料をもらっていましたが、
そこには詳細な図面はありませんでした。
マンションのエントランス付近の管理人室に図面がある場合もあるようですが、
管理会社に問い合わせたところ、管理会社に保管されていました。
それを見ると、電気やガス、排水、天井の梁(はり)の大きさなどが分かります。
図面がなくても解体すれば大抵のことは分かりますが、
あった方が計画はしやすいと、夫が管理会社のオフィスに直接図面を確認しに行きました。
図面がA2サイズくらいの大きさ、かつマンション1棟分で何十ページもあるので
必要な箇所だけを写真に撮ってきました。
一度、仲介会社さんから管理会社に事情を話してもらい、
マンションの契約後、物件引き渡しよりも前に図面の確認をすることが出来ました。
いざ図面作成(3週間くらい)
その後、見積用の図面を作っていくのですがなかなかハードな日々でした。
(といっても私はほとんど何もしていないのですが…)
図面作業は子供が起きている時間はなかなか出来ないので深夜作業になるし、
工事の着工が遅れると当時の家賃と住宅ローンを二重に払う期間が延びていく…
同時に設備のショールームだったり建材を決めるために色々と見にいく必要もあるので、
休みの日は何かと家のために時間を使っていました。
今となってはあまり思い出せないですが、
こだわるポイントも優先したい事も多少ずれているので何度か喧嘩もしました。
夫は納まりの綺麗さには特にこだわっていたのですが(職業病)
私は『そこにお金かけるなら違うところにかけたい』という事が多かったです。
夫のローン名義で図面も夫が描いているのに、私も全然譲らず!
とりあえずは要望てんこ盛りプランで見積金額を出してもらって、
金額を見て削っていく方針にしました。
![](https://nanaeri.com/wp-content/uploads/2020/10/plan-1024x527.jpg)
最終的に平面図はこんな風になりました。
監督さんに現地を見てもらう
図面が揃った段階で監督さんに現地を見てもらって見積依頼をしました。
理想は物件引き渡し後すぐに!でしたが、
図面の作成に時間がかかったので物件引き渡しから3週間後くらいに図面が完成しました。
平日の午前中に仕事を休んで、現地に監督さんを呼んで図面と現状の部屋の様子を見てもらいました。
TOTOショールームで貰ってきたトイレとユニットバスの資料も一緒に渡しました。
ちなみにこの工務店さん、元々知り合いだったので工事は安くしてくれたのですが、
そのぶん(?)工事期間も長めに取って欲しいと言われました。
通常は2ヶ月半くらいで工事できるところ、4ヶ月近くの期間を設けました。
他の工事現場との都合と、各業者さんとのスケジュール調整があるので、
工事の期間は長く取っておいた方が何かと良いのだそう。
仕方がないけどローンと家賃の二重払期間は長くなるから出来るだけ早く工事して欲しかったし、不運な事に4ヶ月の工事だと3月末の引っ越しになってしまうので、引っ越し業者の繁忙期。前年度は人手不足で引っ越し金額30万だとか報道されてたので3月末は避けたいところ・
子供の学校が~とか転勤が~という理由があれば別ですが、偶然引っ越しが3月末というのは悔しい…!
もうちょっと早く工事が完了しないかな・・・とわずかに希望を持ちつつ、了承しました。
見積を待つ期間も、仕様の検討を続けます
見積が出てくるまで1ヶ月位の時間がかかったので、
その間はこちらで床の色を決めたり、塗装の色を決めたり色々考えていたのであっという間でした。
あとは予算オーバーすることが予想されたので、
オーバーしたらコレを辞めようか、と色々と話し合いをしていました。
無料で見積する会社もあるらしいけど…
他の人は工事の会社をどうやって決めているんだろう??
有名なブロガーのちきりんさんのリノベ体験本を読みました。
ちきりんさんは、中古マンションではなく自己所有のマンションのリノベーションですが、
何社にも依頼して現地調査をお願いして要望を話して、見積を出してもらい比較していました。
有料で見積をつくる会社もありますが、依頼したところはすべて無料プランだそう。
私達は自分たちで図面を作って、見積も一応無料で出してもらったので無料といえば無料でした。
簡単な図面だったら営業を兼ねて無料でも出来るかもしれないですが、
手書きや3Dのイメージパースだったりちゃんとした見積資料は、かなり手間がかかるので相当な営業経費を使わないと難しいのではないかと感じました。
本自体は、施主目線の本自体が珍しいので家造りをする人は参考になると思います。
▼次回は間取りを考えながらこだわったポイント!についてです。
![](https://nanaeri.com/wp-content/uploads/2020/10/調理動線-500x280.jpg)