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食材・家電・冷蔵庫を隠すパントリー収納の計画

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我が家は中古マンションのリノベーションなので元々はないスペースでしたが、どうしても欲しかったのがパントリー収納(食品庫)でした。



”パントリー・ファミリークローゼット・土間収納” はマンションのリノベーションだけでなく家造りの要望に多いようで、一時の流行?という気もするのですが実際に使っている人の評判も良さそう。


今回はそんなパントリー収納の計画について詳しく書いていきます!

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【間取り】キッチンと廊下の2方向から出入りできるように


我が家のキッチンは二列型。
ダイニングテーブルは暫定で丸形ですが、将来的には長方形のダイニングテーブルをシンクにぴったりくっつけて使おうという計画がうっすらあります。

キッチンとダイニングを横並びに繋げるとリビングからキッチンに行く導線が遠くなってしまう!
なので、パントリーからも廊下を通ってリビングに行けるように2方向に出入り口を設けました。

パントリーが行き止まりという間取りのほうが収納量は確保できますが、通路になっていることで洗面にもアクセスしやすくなるし家事効率が上がりました。

パントリーがなくても、キッチンがある程度広くて2方向から出入り出来るとかなり使い勝手が良いのでは?と思います。

キッチンに収納するものは、食器の量は一定でも食材は流動的。
我が家は宅配コープを利用しているのでそれなりに広さも欲しかったです。

冷蔵庫に入れない常温保存の食材や根菜、カン・ビンなどのゴミ箱はキッチンでは収納しきれないし隠したい。
更には、冷蔵庫や電子レンジがリビング・ダイニングから見えないようにパントリー収納にしました。

【収納】吊戸棚・オープン棚・引き出し・オープン収納の組み合わせ

そもそもキッチンは2列型なので対面キッチンにある”背面収納”がありません。
電子レンジや炊飯器もパントリーに置く必要がありました。

パントリー収納の正面からの図面

下の引き出し付き収納は、家具職人さんに。
オープン収納棚は大工さんにつけてもらいました。上の吊戸棚は既製品を取り付けてもらいました。

下段は網カゴに!引き出しの収納へのこだわり

引き出し収納には、乾物系の食品が入っています。
素麺やのり、カレールーなど。

計画していたときは引き出し3段ですが、最後の方で引き出しの一番下は引き出しそのものが網カゴになっているパーツに変更しました。根菜を入れるためです。たしかブログかSNSで得たアイデア。

根菜って引き出しには入れたくないし、通気性の良い袋に入れて掛けておいたり、かごに入れて棚に入れたり何かしらの工夫が必要だと思います。カゴの引き出しは中身が見えるしかなり便利。

デメリットは、玉ねぎの皮が落ちていくこと…
(下に何も敷かずに入れているのでシートなどを敷けば解決しそう。)

引き出しの下と右側はオープンに。右側は缶・瓶・ペットボトル用のゴミ箱スペース。
あとは夫が焼酎やウイスキーのボトルなど常温のお酒が置いています。

下町のナポレオン、いいちこのボトルの存在感!笑

引き出しの下はお米やペットボトルを置くためのスペースでオープンにしました。
今は不燃用のゴミ箱が置かれています。
ペットボトルのお茶を置いている時期もあったりして、まだ用途が定まってません。

もうちょっとスッキリさせたい箇所です。

家電収納はコンセントを

カウンターの上は炊飯器と電子レンジを置いています。
コンセントをカウンターより高い位置に2箇所設けています。

電子レンジ用は、電力が大きいので単独のブレーカーになるように専用コンセントしてもらいました。
以前の家はキッチンで一気に家電を使うとキッチンのブレーカーが落ちていました。

新居では部屋ごとのブレーカーだけが落ちる事はなくなりました。

オープン収納はカゴに入れて使ってます

賃貸に住んでいたときから使っていたIKEAと100円ショップのカゴ(RISATORP)をそのまま使っています。
IKEAのRISATORPは見た目が好きなので、新居でも使おうと棚の間隔もそれに合わせて計画しました。

100円ショップのカゴは、そのうち良いものに買い換えよう!と思いながら配置してますが、
取っ手のついたカゴが高い場所に置くには使いやすく、1年以上そのままになっています。笑

中身は弁当箱・おやつ・コーヒーグッズ・離乳食グッズなど、仕分けして入れてます。

ダイニングから見える位置なので、カゴの中身まで見える位置になりますが、なんとなく揃っているので自己満足です。

吊戸棚はサンワカンパニー製品

そして天井に近いところにある吊戸棚は、サンワカンパニーというメーカーの既製品です。
無印良品とのコラボ商品のMUJI+KITCHEN - システムキッチンというシリーズの吊戸棚だけを購入


選んだのはHPにもカタログにも施工例のないグレー色
メーカーから板の色サンプルを送付してもらって、下のカウンターは近い色で作ってもらいました。

出来てみると夜はほぼ白に見えます。笑

この吊戸棚、かなり高い位置につけてもらったので、吊戸棚の下端が床から190cm。
ドアの開け締めに一苦労。

背伸びしても下段にあるものを引っ張ることしかできません・・。

そんなわけで、吊戸棚には日常的には使わない物を入れています。
たこ焼き器、キッチンペーパーや洗剤のストックなど。結構スカスカでまだ余裕があります。

最近かき氷機を買ったのでオフシーズンになったら吊戸棚にしまおうと考え中。

冷蔵庫と、隙間収納スペースも設けました

パントリーには冷蔵庫スペースも設けました。
幅60cmの冷蔵庫と、ディノスの隙間収納家具。両方とも、賃貸のときから使っていました。

この隙間収納家具には掃除用具や乾物系の食品、ジップロック、ハイターなどの台所掃除用品が入っています。

これを入れるために、となりの個室の広さを少し犠牲にしてます…!

今回の工事で作ってもらった家具に比べると明らかに安い作りで、出し入れするとガタガタっと揺れて不安定ではありますが、雑多な物が一気に見渡せて隠せるので重宝しています。

壁の一部をマグネット対応に!

パントリーとキッチンの間の壁は、マグネットがつく素材にしました。

タカラスタンダードのキッチンのホーローのキッチンパネルに惹かれて、油性マジックでかいても消せるしマグネットも付くし、ホーロー壁にしたい!と思ったことがきっかけです。

どうしてもツヤがある素材な事が気になってキッチンではなくパントリーに利用しました。
いろんなマグネットが付けられるので便利。見えないのを良いことに壁がゴチャゴチャとすごいことになってます。

実際の使い勝手

住んでいた賃貸が不満の多いキッチンだったのと、収納も全然なかったので新居は「これだけあれば充分でしょ」と思っていたキッチン収納。

もうちょっと考えればよかったかな?と思う点もあります。

細かいところですが、引き出しに入らない高さの水筒やコップの置き場に少し困っていたり、ホットクックなどの調理家電が気になっても「置くところがないなー」となってしまっています。
(一応あるけど、リビングから丸見えのキッチン天板。)

将来を見据えての収納計画って難しいなーと感じました。

一方で、2方向に通じるレイアウト、収納量、家電まで隠せることができているので大満足です。

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